純 6  「糸」( 糸を束ねた形)と「屯」(嘘でないこと)

イラスト/松枝達史

【口唱法】
糸へんに ノに うけばこで たてはねる


糸へんに 屯(トン)


【成り立ち】
「屯」は種が芽を出した形で、草が地面を貫き出たことを表します。これは、種を蒔いたことが確かで、嘘偽りでないということを表します。「純」は、カイコの繭からとった糸が、確かに生糸(きいと)で、麻糸などが混じっていない純粋な美しい生糸だということです。「混じりけがない・嘘がない」という意味を表しました。

口唱法のトップへ戻る  下村昇の窓のトップへ