早 1「日」(お日様の形)と「十」(草の芽が地上にでた形))

イラスト/松枝達史

【口唱法】
たて かぎ よこ よこ 下に十(じゅう) 


【成り立ち】
草の上にお日さまが出た形で、「太陽の出始め」です。「早」は「初めの日」、すなわち、「朝」(早旦)のことであり、「ときの早い」意味です(例・早急)。また、「ものの成長が早い」という意味(例・早稲)もあります。
【はやい】のいろいろ――
早…日の出のこと、朝まだはやいこと(早朝)
迅…鳥がはやくとんで羽の見えないこと、すみやか(迅速)
疾…矢のようにすばやいこと(疾走)
速…足早のこと、遅の反対(速力)
敏…物事に聡いこと、理解がはやく判断が確かなこと(敏捷)
捷…身軽に小利口に立ち回ること(捷足)

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