【成り立ち】 旧字体では偏は「爿」で、「寝台」の形です。「状」は、犬の寝そべった様子を長い寝台のように見たものです。それで、「すらりと長い犬の姿」というところから、「すがた・かたち」の意味を表しました。のち、広く「ものごとの様子・有り様」という意味に使われるようにもなりました。また「状」には、「書状、案内状」のように「手紙・書き付け」などの意味もあります。