【口唱法】
木へんに(木をかいて) 十(じゅう)の目
たてまげる
木へんに 直(チョク)
【成り立ち】
木を増やすには、どうしたらいいのでしょう。それには、育った苗木(若い木)を移植(植樹)するのです。「植える」という字は、この移植の仕方です。真っ「直ぐ」に立っている「木」、すなわち、木を真っ直ぐに立てて育てることから、「植える」意味になりました。
【植・芸・栽】のつながり――
今は、種をまくことも「植える」といいます。関連して、「園芸」の「芸」という字は「苗を育てる」ことですし、「栽培」の「裁」は「木の枝葉を切りそろえる」ことです。
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