【成り立ち】 門には、しっかりと「かんぬき」が掛けてあります。「閂」という字の中にある「一」が、「かんぬき」そのものの形で、左右の扉につけた金具に通して、扉が開かないようにした横木です。「かんのき」などともいわれます。はじめは、観音開きの門扉(もんぴ)に用いましたが、次第に、建物の入り口に使用するようになりました。