子供の読める漢字、間違える漢字を抽出し、それらの例から「書けない漢字」は子供にとって
「眠っている漢字」であり「死んでいる漢字」だと言う。これらの漢字を生きたものにするためには
「目覚めさせる」必要があり、言葉指導に力を入れなければならないと説く。
そして、各学年の配当漢字のうちの指導のポイントを明確にしている。各学年の「読める漢字とその考察」
及び「書ける漢字とその考察」の内容は現場教師として一読しておくべき事柄であろう。
目次
1章　漢字の「読み」と「書き」
2章　かなの学習と漢字の学習
3章　読める漢字とその考察
4章　書けない漢字とその考察