Bを選んだ方‥ 

子をみること親に如かず

【ことわざの意味】
子供のことをいつもよく見ている点では、やはりその子の親がいちばんで、いくらよく観察し気を
配ったつもりでも、親以上にその子を理解することはできないものである。(日本)

【解説】
子どもが親を侮るようでは、躾も教育もしようがない。しかし、最近は「Aこの先生に全面的に任
せておけばよい」と考える親が多いようだ。子育ては「子供はだれのものか」ということが前提に
なる。してみると「B子育て、それは親にまさるものはない」が正解ということになろう。親を見
くびって何日間も外泊を繰り返す女子中学生。そうした子に、親は帰宅を促すことも連れ戻すこと
もできないと、新聞は報じていた。かと思うと親を煙たがって近づくことさえしない子どももいる
という。子どもを制御できない親になってはいけない。「C先生の力が半分、親の力が半分」は詭
弁でしかない。ここでのことわざは、Bをいっている。

【参考】
 子を知るは父に如くはなし
 馬鹿を見たくば親をみよ

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