【口唱法】
よこ たてかいて 左にはらって 右ばらい
【成り立ち】
「木」は漢字のでき方としてお馴染みですが、立っている一本の「木」の全体像をかたどったものです。枝と幹と根とが象徴的に描かれています。絵は、木の葉が幹を覆い、それを支える根が広く張っています。「木」は、「立木、材木」など、「草」に対しての総称です。「木人」(「木偶」と同じ)とか、「木像、木豆」(木で作った高坏)「木杯」などが古くからありますから、「木」は原始時代から人々の生活に密着していたもののようです。
【き】のいろいろ――
木…草に対して樹木一般(草木、木材)
樹…特に植木、立木(樹海)
材…材木、丸太のこと(材料)
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